『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』(朝日新聞出版)刊行記念
金原ひとみさんトーク&サイン会


作家として、母として、個人として――  作家生活20年にわたって書き継がれたエッセイ&掌編小説を完全収録した金原ひとみさんの新刊『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』が10月に刊行されます。今回刊行を記念した金原さんのイベントを開催。ゲストに『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』『令和元年の人生ゲーム』などで注目を集める小説家の麻布競馬場さんをお迎えします。ぜひご来場ください。



金原ひとみ   1983年生まれ。2003年『蛇にピアス』ですばる文学賞しデビュー、同作により芥川賞を受賞する。10年『TRIP TRAP』(角川書店)で織田作之助賞、12年『マザーズ』でドゥマゴ文学賞、20年『アタラクシア』で渡辺淳一文学賞、21年『アンソーシャル ディスタンス』で谷崎潤一郎賞、22年『ミーツ・ザ・ワールド』で柴田錬三郎賞を受賞。主な著書に『腹を空かせた勇者ども』『ナチュラルボーンチキン』『YABUNONAKA-ヤブノナカ-』『アザーアウトロウ』など。
麻布競馬場   1991年生まれ。慶應義塾大学卒業。 2021年10月にTwitter(現・X)に小説の投稿を始めて以降、匿名アカウント「麻布競馬場」として活動。東京に疲弊し、それでも東京に生きることをアイデンティティとせざるを得ない人々をシニカルに描きだす作品は、「タワマン文学」として多くの支持を集めている。22年9月、ショートストーリー集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』、24年2月『令和元年の人生ゲーム』(第171回直木賞候補作)を刊行。 覆面小説家ながら切れ味抜群の弁舌も話題となり、メディア出演も多数。